CivitaiでダウンロードしたCheckpointのモデルをComfyUIで使用したらエラーがでる場合があった。本記事ではエラーが出た原因と、その時行った対策を紹介する。もっと無駄のない方法もあると思うがご容赦を。
エラーの内容
エラーのメインの文章は以下。
Error occurred when executing CLIPTextEncode:
‘NoneType’ object has no attribute ‘tokenize’
CLIPが問題な感じは読み取れる。
エラーの原因
Load Checkpointというノードは下の画像のようにMODELとCLIPとVAEを出力する。
しかし、CheckpointによってはCLIPとVAEが入っていないものもある。
モデルの名前や説明にCLIP+VAE Bakedとか書かれていれば確実に入っていると思う。
No CLIP and VAEと書かれていたら入っていないので、別にCLIPとVAEを用意する必要がある。
エラーの対策
とりあえず下の画像のようにCLIP+VAE BakedとかかれたモデルからCLIPとVAEだけ持ってきて繋げばエラーはでない。持ってくるモデルはBase Modelが同じものの方がいいと思う。今回はFlux.1 Schnellのモデル。
ちなみに、上の画像の右側のノードはUse Everywhere(UE nodes)カスタムノードに入ってるAnything Everywhere3というノードで、これにMODELとCLIPとVAEを繋げておけば、これらが繋がるところへ自動で繋げてくれる、超便利カスタムノードである。
まとめ
CLIPとVAEは必ずしもCheckpointに含まれているとは限らないため注意する。
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