本記事では、Stable Diffusion 3.5をComfyUIで使った時に生じた問題と対処方法を解説する。
目次
一つ目の問題:真っ黒の画像
モデルをダウンロードし、以下のworkflowで画像生成してみたところ、真っ黒の画像が作成された。
色々試したが、上手くいかず、ComfyUIのバージョンが問題かと思ってUpdateしようしたが、ここで、二つ目の問題が生じた。
二つ目の問題:gitがコンフリクト
ManagerからUpdate ComfyUIを実行したが、上手くできなかった
Google Colaboratoryで実行していたが、セルの実行結果のところで以下のエラーが出ていた。
error: Your local changes to the following files would be overwritten by merge:
gitがコンフリクトしてるみたいだったので、Google Drive上にあるComfyUIのデータをすべて消してからColabを実行し直し
最新の状態にできた
再度workflowを実行したらちゃんと画像を生成することができた!
ちなみにこのときのGPU RAMは13.9GB使っていた。
まとめ
新しいモデルが出て、何かよくわからない問題が起きたらとりあえずComfyUIをUpdateすることを勧める。
Updateが上手くいかなかったらとりあえずComfyUIのデータを消してやり直すこと。
ComfyUIの他の記事
CivitaiでダウンロードしたCheckpointでエラーが出た時の対処
CivitaiでダウンロードしたCheckpointをComfyUIで使ってエラーが出た時の対処
CivitaiでダウンロードしたCheckpointのモデルをComfyUIで使用したらエラーがでる場合があった。本記事ではエラーが出た原因と、その時行った対策を紹介する。
GroundingDinoSAMSegmentでのエラーの対処
ComfyUIでGroundingDinoSAMSegmentを使ってエラーが出た時の対処
画像の中で必要なものだけを抽出できるSegment Anythingという手法をComfyUIで使ったときにエラーが出たので、この記事ではその原因と対策と紹介する。
Colabでやるときの注意点
ComfyUIをColabでやるときの注意点
Stable DiffusionをGUIで実行できるツールのComfyUI。ComfyUIをGoogle Colaboratoryで実行するには、無料版ではできなかったりといった注意点がいくつかある。本記事では、それらの注意点について解説する。
コメント