JDLAが実施するAI・ディープラーニングに関する資格試験、G検定についてメリット・デメリットや難易度・勉強方法を解説します

日本ディープラーニング協会(JDLA)が運営するAI・ディープラーニングに関する資格試験であるG検定について、メリットやデメリット、勉強方法について紹介します。

目次

G検定の概要

受験資格に制限は無く、誰でも受けられます。学生なら5500円で試験を受けられます。一般の人は13200円掛かります。

試験時間は120分で、160問程度の他肢選択式の知識問題が出題されます(以前は200問程度でした)。

1年に6回くらい開催されます。

メリット

資格保持者のコミュニティであるCDLE(Community of Deep Learning Evangelists)に参加できます。

Slackとコミュニティサイト(β版)があって、Slackの方は試験に合格すれば、招待されます。

コミュニティサイトの方は定期的に募集があって、月額50円くらいかかります。

50円くらい掛かってしまうのは使っているサービスの最低月額料金が50円くらいだからみたいです。

あと、オープンバッジ貰えます。

デメリット

特に国家試験とかいうわけではないので、この資格を持っていたからといって何かに使えるというわけではないです。

本当に勉強のためとか、転職のとき話のネタになるくらいです。

難易度

一般の人向けの試験のため、難易度はそんなに難しくありません。

JDLAが運営する別の資格でE資格というものがあいますが、こちらはエンジニア向けのため、数式やプログラミングの問題が出題されます。

G検定も数問くらい数式の問題がでる可能性がありますが、満点をとる必要は無いので分からなくても問題はありません。

以下で紹介する書籍の3冊目も読めば数式の問題も分かるかもしれません。

勉強方法

参考になる書籍を紹介します。とりあえず、1冊目と2冊目のものをやればいいと思います。3冊目は読んでおくと固いです。

深層学習教科書 ディープラーニング G検定(ジェネラリスト)公式テキスト

試験運営団体である「日本ディープラーニング協会」が監修している書籍です。

章末問題もついていて充実しているので、学生とかであんまり書籍にお金を使えない人はこれ1冊でもいいかもしれないです。

徹底攻略ディープラーニングG検定ジェネラリスト問題集

巻末に実際の試験と同等の出題数による模擬試験があるため、上記の書籍だけでは不安な人はこの本で対策するといいと思います。

ゼロから作るDeep Learning ―Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装

ディープラーニングの本格的な入門書です。

数式やプログラミングの内容があります。

G検定より難しいE資格も目指すのならば、この本も読んでおいた方がいいです。

まとめ

直接的に何かの役に立つわけではないですが、資格を取得してコミュニティに参加できれば、さらに深く勉強することができます。

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