以前、Trellisで生成した3Dモデルを3DプリンタのBambu Lab A1 miniで生成したら穴が空いていたりボロボロだったので、中身を埋められたら上手くいくかなと思い試してみたので、そのやり方を紹介します。
目次
Bambu Studioの操作
強度の中のスパースインフィルの充填密度を高くすればいいみたいです。

初期設定の場合だと以下のような感じになります。

この値を100%にしてみたら以下のポップアップが表示されました。

とりあえずはいを選んで充填パターンを直線に変更しました。

この設定だと以下のようになりました。

とりあえずこれで中身は埋められましたが、出力の途中でプレートから剥がれて失敗してしまいました。

なんやかんや試行錯誤している中で、3Dモデルとプレートの設置の向きがおかしいためだと分かりました。
そのため、サポートの生成が微妙になっているようです。

自動向き調整をすると直すことができました。

以下が実行後です。

この状態でサポートを生成すると以下のように広い範囲にサポートが生成されました。

また、ビルドプレートへの密着性を向上させる他の方法として、品質の中の積層ピッチの1層目の高さの設定がありました。

これを適当に高くしたら以下のエラーがでました。

とりあえず0.4mmにしたらエラーはでませんでした。

3Dプリンタの出力結果
以下が3Dプリンタで出力した写真になります。



まとめ
穴とか空かずにきれいに3Dプリンタで出力はできました。
出力時間はちょっと長くなります。後、ちょっと重くなります。
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