ComfyUIでInpaintするときにバッチ処理で一度に複数枚の画像生成をする方法

ComfyUIで普通にtxt2imgで画像生成するときは、簡単に一度に画像生成する枚数を増やすことができる。しかし、Inpaintするときなどのimg2imgではそのままでは複数画像生成を一度にできない。本記事では、Inpaintで一度に複数枚画像生成する方法を説明する。

目次

txt2imgでの方法

Empty Latent Imageノードのbatch_sizeの値を変更することで一度に生成する画像枚数を増やすことができる。

InpaintするはLoad Imageノードを使用するため、batch_sizeのような変数がなくそのままではできない。

img2imgでの方法

Allor PluginカスタムノードのImageBatchCopyノードを使用する。このノードをLoad ImageとVAE Encodeの間に入れて、indexの値は1で、quantityの値を生成したい枚数にする。これで、Inpaintでも一度に複数枚画像生成することができる。

バッチ処理時の注意

一度に生成する画像枚数を増やしすぎると、メモリが足りなくなってエラーになる場合があるため注意する。

Ksamplerのcontrol_after_generateをrandomizeにしておかないと同じ画像が複数枚生成されてしまう。

まとめ

画像生成をバッチ処理できれば、生成している間に他のことができるし、複数枚生成された画像の中からいいものを選ぶことができる。複数枚生成するため時間がかかるので、Queue Prompt押してから他のことをしているときにエラーがでていると悲しい気分になる。

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