皆さん、TOEIC IPを知っていますか?オンライン受験かつ1時間で受けれるので、人気急上昇中なんです。
しかも、標準のTOEICと同様のスコア扱いとなるのが良い点。ただし、受ける際は事前に対策をするのが良い点を取るコツです。
著者はTOEIC805点を取得しており、TOEIC IPをはじめて受けました!
この記事では、TOEIC IPを実際に受けてみた感想や、難易度や対策を紹介します。
TOEIC® IPテストとは?
TOEIC® IPテストは、「Institutional Program」の略で、TOEIC公開テストとは別に、教育機関や企業の内部で行われるカスタマイズされたテストです。
公開テストは全国で行われますが、IPテストは社員や学生の英語能力を計るために、それぞれの団体の要望に合わせて実施されます。
最大の特徴はオンライン受験かつ1時間ということです。
問題の構成
試験時間は1時間で、CATシステムを採用しています。
TOEIC IPテストではCAT(Computer Adaptive Test)というシステムが使われています。このシステムは、受験者の実力に応じて出題内容が変わるのが特徴です。まず全員が同じ25問に答える「Unit One」から始まり、その結果に基づいて次の「Unit Two」では受験者ごとに異なる20問が出題されます。
TOEIC IPをはじめて受けた感想
点数は?
5年前にTOEICを受けましたので、その時との比較を表にしました。
合計点としては、805点から755点への変化です。
リーディングはそこまで変化はありませんでしたが、リスニングは-75点と大きく下がりました。これは、TOEIC IPでは問題文の先読みができないためだと考えます。
時期 | リスニング | リーディング |
---|---|---|
TOEIC 5年前 | 415 | 390 |
TOEIC IP 今回 | 340 | 415 |
今回 – 5年前 | -75 | +25 |
試験時間は?
見直しをする時間はなく、時間ぴったりでした。
700点以下の方であれば、数問解けないのではと感じましたので、問題の取捨選択をおすすめします。
疲労感は?
試験時間が1時間ということもあり、標準試験よりは楽でした。1時間だったので、なんとか集中力が持ちました。
難易度は?
リスニングは先読みができない分やや難しい印象でしたが、総じてTOEIC公開テストと同程度の難易度と感じました。
対策は?
- PCの画面は大きい方がいい (小さと、スクロールしなくてはならなく、タイムロスになります)
- マウスは絶対使った方がいい
- ヘッドホンはノイズキャンセリング機能だと◎ (ほかの人からの音漏れが聞こえたため、ノイキャン機能が欲しかったです)
- 画面上部のお気に入りバーを非表示にしておく (少しでも画面を大きくしたいため)
- abceedなどのアプリを使い、PC画面で解く練習をしておく
勉強法は?
- Nippon TV News 24 Japan – YouTube などのYoutubeで英語に慣れておく
- スマホアプリ AI英語教材 abceed(エービーシード) でTOEICの問題を解く
TOEIC IP のメリット
- 試験時間は1時間のため、精神的疲労が少ない (気持ちが楽)
- 会社で受験できる
- 試験終了後、すぐに結果が分かる
TOEIC IP のデメリット
- 他の人のリスニングの音が聞こえる (ノイキャンのヘッドホンで対策可能)
- PC画面を見続けるため、目が疲れる (Unit1と2の間の時間で少し休憩)
- リスニングの際、回答を選択後、別な場所をクリックすると、選択した回答の場所がずれる
よくある質問
スコアは転職で使える?
使えます。
TOEIC-IPテストのスコアレポートは、TOEICの公式認定証(Official Score Certificate)と同様に、履歴書に書くことができます。
スマートフォンで受験できる?
スマートフォンでは受験できません。
ただ、タブレット(iPad)での受験は可能です。その場合は、専用アプリのインストールが必要です。
まとめ
この記事では、TOEIC IPについて、受けてみた感想や対策等について紹介しました。
TOEIC IPはTOEIC公開テストより気軽に受けれるため、非常におすすめです!!
この記事を参考に、ぜひチャレンジしてみてください!
コメント